無線
超高速・大容量、超低遅延、超多数同時接続を実現する、Beyond 5G/6G時代の無線通信技術に関わる研究開発
- Cell-Free massive MIMO
- ユーザセントリックRAN
- メタサーフェス反射板
- 仮想化端末、Radio over THz
- 電波伝搬モデル
- 宇宙通信
アクティビティ
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月でもスマホがつかえる未来?メガネや時計がアンテナに?KDDI総合研究所が通信の研究技術を紹介
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2030年にはバーチャルヒューマンは実現する?未来の通信は?KDDIの研究がつなぐ未来の姿(後編)
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液晶メタサーフェス反射板の開発に成功
ニュースリリース・トピックス
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研究員・アナリスト
Beyond 5G/6G時代に向けた無線通信方式
神渡 俊介
カミワタリ・シュンスケ
2020年KDDI入社後、運用部門でのネットワーク設備の保守・運用業務を経て、2021年KDDI総合研究所に出向、Beyond 5G/6G時代に向けた無線通信方式の研究/標準化活動に従事。現在は、エリア内の基地局を協調動作させることでユーザの位置によらず最適な通信品質を提供するセルフリーネットワークの研究に従事。特に、5Gより活用されているミリ波帯をはじめとした高周波数帯域を用いたセルフリーネットワークに適したビームフォーミング方式の実現に向けた研究を行っている。関連する国内外の学会活動に加えて、国際標準化団体の3GPPにおいても研究成果の規格化を目指し活動している。2024年に電子情報通信学会「学術奨励賞」を受賞。6G時代のネットワークアーキテクチャ・マネジメント
伊神 皓生
イカミ・アキオ
2013年にKDDI入社後、5G向けアクセスネットワークの企画及び伝送機器(WDM/SW/Router)の開発業務に従事。2018年KDDI総合研究所に配属、無線分野の研究開発に従事し現在に至る。KDDI総合研究所では、ダイナミック周波数共用の研究の後、現在は6Gへ向けたRANアーキテクチャ・マネジメントに関わる研究を担当。RAN視点での無線信号処理機能の制御、伝送区間を考慮した次世代RANアーキテクチャ、共通仮想基盤上でのRANとコアネットワークの連携といったネットワーク全体を俯瞰した検討から、数理最適化・AI/ML・量子技術のRAN制御への応用まで幅広い技術を用いた研究を進めている。6Gへ向けたO-RANでの標準化活動にも従事。2020年に電子情報通信学会から「学術奨励賞」を、2022年に国際会議IEEE VTC2022-Fallにて「Best paper award」を受賞。電波伝搬
伊藤 智史
イトウ・サトシ
2015年KDDI入社後、運用部門でメールサーバーの保守運用業務の経験を経て、2016年にKDDI総合研究所に配属。その後、2021年からKDDIでRAN機能開発の企画業務に従事したのち、2022年から再びKDDI総合研究所に配属となり現在に至る。KDDI総合研究所では、移動通信システムの研究開発に従事し、これまで5G導入に向けたミリ波帯電波伝搬特性の解明やモデル化に関する研究を実施。現在はB5G/6Gに向けたテラヘルツ帯等の新たな周波数帯に関する研究や機械学習による電波伝搬特性のモデル化などの研究を担当。専門研究は電波伝搬で、アンテナ・伝搬研究専門委員会に参加し、2021年に電子情報通信学会「学術奨励賞」を受賞。
論文・国際会議
Sub-THz Multi-beam Antennas for Virtualized Terminal Technology
Yoshiki Sugimoto(Nagoya Institute of Technology), Kunio Sakakibara(Nagoya Institute of Technology), Takeyuki Tsuchida(Nagoya Institute of Technology), Takuya Sugiyama(Nagoya Institute of Technology), Shumpei Kishi(Nagoya Institute of Technology), Azuki Iwamoto(Nagoya Institute of Technology), Kenta Nishimura(Nagoya Institute of Technology), Takanori Narita(Nagoya Institute of Technology), Motoko Sakamoto(Nagoya Institute of Technology), Nobuyoshi Kikuma(Nagoya Institute of Technology), Satoshi Ito, Yoshio Kunisawa, Takahiro Hayashi
2024 Joint European Conference on Networks and Communications & 6G Summit (EuCNC/6G Summit)
2024年6月
Joint Multi-User Grouping and AP Switch On/Off forEnergy-Efficient Cell-Free Massive MIMO
Masaaki Ito, Issei Kanno, Yoji Kishi, Wei Yu Chen(University of Southern California), Andreas F. Molisch(University of Southern California)
The 2024 IEEE 99th Vehicular Technology Conference (VTC2024-Spring)
2024年6月
First-Fresnel-Zone Based Path Loss Estimation for IRS Assisted Millimeter Wave Communications
Hiroki Aoki, Satoshi Ito, Takuya Ohto, Takahiro Hayashi
The 2024 IEEE 99th Vehicular Technology Conference (VTC2024-Spring)
2024年6月
300 GHz propagation loss estimation method for BANassuming walking behavior
Kazuki Takezawa, Satoshi Ito, Takahiro Hayashi
The 2024 IEEE 99th Vehicular Technology Conference (VTC2024-Spring)
2024年6月
Amr Amrallah, Takahide Murakami, Yu Tsukamoto, Akio Ikami, Hiroyuki Shinbo, Yoshiaki Amano
The 2024 IEEE 99th Vehicular Technology Conference (VTC2024-Spring)
2024年6月
受賞・表彰
2024.7.11
公益社団法人 発明協会「全国発明表彰 日本経済団体連合会会長賞」
ネットワークの混雑度推定による端末トラヒック制御技術の発明
中村 元、岸 洋司
2024.6.25
一般社団法人 電波産業会「第35回電波功績賞 電波産業会会長表彰」
Cell Free massive MIMO 及び光ファイバ無線多重伝送を用いたユーザーセントリックRAN の開発
ユーザーセントリックRAN研究開発チーム(代表:新保宏之)
2024.6.13
一般社団法人 電子情報通信学会 アンテナ・伝播研究専門委員会「功労賞」
アンテナ・伝播研究専門委員会における論文委員会委員としての活動
堅岡良知
2024.6.13
一般社団法人 電子情報通信学会 アンテナ・伝播研究専門委員会「功労賞」
アンテナ・伝搬研究専門委員会におけるAMT研(無線端末・アンテナシステム測定技術研究会)の委員長としての献身的活動
中野雅之
2024.6.13
一般社団法人 電子情報通信学会 アンテナ・伝播研究専門委員会「第5回電波伝搬モデリングコンペティション 特別賞」
伝搬データセットの拡張を目的とした仮想都市3Dモデルの生成
萩原蓮斗(横浜国立大学)、市毛弘一(横浜国立大学)、長尾竜也、林 高弘