
研究員・アナリスト紹介
Researcher Profile
無線通信
伊藤 雅秋
イトウ・マサアキ
2018年KDDI入社後、運用部門でauデータチャージシステムの保守業務を経て、2019年からKDDI総合研究所で、2030年頃の商用化を目指すBeyond 5G/6G無線通信技術の研究に従事。現在は、既存のセルラーシステムの課題を解決するため、基地局ごとに構成されるセルの概念をなくし、各ユーザに最適な通信環境を提供するセルフリーシステムの研究を担当。特に通信キャリアの研究所という立場から、通信速度などの特性を維持しつつ基地局の数を抑えることによるコスト削減や、持続可能な社会を実現するためのエネルギー効率向上を主眼に置いています。2020年に南カリフォルニア大学との共同研究を開始し、2021年から渡米して大学メンバーとの交流を図っています。生活者・ライフスタイルリサーチ
宮脇 景子
ミヤワキ・ケイコ
KDDI入社後、CS部門・au事業管理部門等を経て、2010年からKDDI総研(現KDDI総合研究所)にて通信市場の需要予測、生活者調査等に従事。東日本大震災後にはKDDI復興支援室と兼務をし、被災地の現地調査等も担当。近年では子育て世帯のライフスタイルに関する研究を継続的に実施。2020年にKDDI research atelier立ち上げ後は、未来のライフスタイルに関する研究や、先進生活者と共に2030年のスタンダードを考える「FUTURE GATEWAY」の活動にも携わっています。先進生活者・パートナー企業との新ライフスタイル事業共創
渡邉 慎也
ワタナベ・シンヤ
2011年KDDI入社。サービス企画部門にて、コンシューマ向けサービスの企画・立ち上げ・運用に従事。経営戦略本部にて、生活者調査、マクロ動向調査、経営戦略策定支援に携わる。現在、KDDI総合研究所 KDDI research atelierにおいて、先進生活者・パートナー企業との新ライフスタイル事業共創を担当。特にアップサイクルの一般化を目指し、調査・検証・実証実験を推進中。シンクタンク・事業機会共創
半井 明大
ナカライ・アキヒロ
2012年KDDIに入社後、法人顧客向けセキュリティ運用監視サービスの顧客対応業務を経て、2014年からKDDI総合研究所にてスマートフォンセキュリティやユーザブルセキュリティに関する研究開発に従事。その後2016年から、産業動向調査、技術動向調査、生活者・ライフスタイル調査及び将来の事業機会創出に関する業務に携わり現在に至る。近年、先進生活者やパートナとの共創プロジェクトの企画・推進を行っており、物流・ロボット・購買行動に関する事業機会検討や関連する実証実験の企画及び実施、在留外国人のソーシャルインクルージョンの実現に向けた社会課題の研究・調査やソリューション企画等を担当している。光ファイバー無線
二村 真司
ニムラ・シンジ
KDDI入社後、au基地局の運用業務、通信エリア品質改善業務を経て、2021年からKDDI総合研究所で、光ファイバー無線を中心とした光伝送技術に関する研究に従事。現在はBeyond 5G・6G時代に求められる高速大容量な無線通信を支える技術として、複数の基地局向けに無線信号を多重して伝送する方式を担当し、無線と光を融合させた新たなネットワーク構成の実現に向けた研究を行っている。専門研究は光アクセス伝送技術で、関連する国内外の学会にて活動中。ライフスタイル
神谷 尚保
カミヤ・ナオヤス
2009年KDDI入社後、auネットワーク関連サーバの運用業務を経て、2011年からKDDI総合研究所で、光アクセスネットワーク、触覚無線通信、ロボット向け無線通信、XR、新規ビジネス評価基盤、5G模擬装置、ロボットプラットフォーム等の研究開発や技術調査に従事。現在は、様々な分野に携わってきた経験から、先端技術の組み合わせによる新たなライフスタイル創出・拡大に興味を持ち、マルチステージ時代に向け人生をより長く豊かにする生活を実現するための研究開発を行っています。ライフスタイル研究、アップサイクルの一般化
中尾 優真
ナカオ・ユウマ
2019年にKDDIに入社後、運用支援ツールの内製業務を経て、2020年からKDDI総合研究所にて、土砂災害予兆のセンシング環境の構築および収集データの分析業務を経験。現在は、ライフスタイル研究の一環として、不要品に付加価値をつけて再生するアップサイクルという概念の普及を目指す「GOMISUTEBA」プロジェクトに従事。このプロジェクトにおいて、これまでアナログで実施されていた不要品の収集や、アップサイクル品の設計などの各工程をデジタル化するシステム開発を実施中。循環経済
経沢 正邦
ツネザワ・マサクニ
大学でアンテナ・電波伝搬などの通信工学を専攻し修士課程を修了。2017年にKDDIへ入社。社内業務効率化のシステム開発業務を経て、2018年からKDDI総合研究所で研究開発計画の立案・管理・評価の取りまとめ、社内向け研究成果発表や研修などの企画業務などに従事。同業務の中で、従来の研究・開発・調査領域を超えて、新たな研究領域の探索・開拓をミッションとするフロンティア研究室の立ち上げに携わり、2021年から現在まで同室にて循環経済の研究に取り組む。サステナブルな社会の実現を目指し、これまでにない資源循環システムや環境影響評価手法、ビジネスアーキテクチャの研究開発などを進めています。ライススタイル全般
平田 紀史
ヒラタ・ノリフミ
2013年から、KDDI総合研究所で家庭の電力コスト削減や電力の需給バランスの調整を目的としたHEMS(Home Energy Management System)やVPP(Virtual Power Plant)の実証プロジェクトに参加。電力データの分析や予測、機器制御に関する技術の研究開発に従事。現在は、2030年を想定した環境負荷の少ない新たなライフスタイルを検討しており、家庭での電力の自給自足や、食生活を通じた気候変動の抑制といった、より生活者視点での研究に取り組んでいる。博士(工学)。フォトニクス
石村 昇太
イシムラ・ショウタ
2015年KDDI入社後、auひかり保守運用業務を経て、2016年からKDDI総合研究所で、光ファイバー無線・マイクロ波フォトニクスの研究に従事。現在は、非線形光学、光デバイス、光コンピューティングなどの研究に従事。2014年光通信システム研究会「論文賞」、2019年電子情報通信学会「学術奨励賞」などを受賞。国際学会European Conference on Optical Communication(ECOC)、国際学会Asia Communications and Photonics Conference(ACP)、国際学会Pacific Rim Conference on Lasers and Electro-Optics(CLEO-PR)、レーザ・量子エレクトロニクス研究専門委員会などの専門委員を歴任。博士(工学)。次世代インフラ・光ファイバー通信
相馬 大樹
ソウマ・ダイキ
2012年KDDI入社後、運用業務を経て、2013年からKDDI総合研究所で、将来のKDDIネットワークを支える大容量光ファイバー通信技術の研究開発に従事。現在は、光ファイバー1心あたりの伝送容量を飛躍的に拡大する空間分割多重(マルチコアファイバー・マルチモードファイバー)技術に注力しており、2017年には、世界で初めてファイバー1心あたり10 Peta-bit/sを超える伝送容量の実現に成功。国家プロジェクトにも複数参画し、マルチコアファイバーの海底及び陸上光ケーブルシステムへの適用を目指し、大容量・長距離伝送技術に関する先端研究を推進。2021年電子情報通信学会「業績賞」、電気通信普及財団「テレコムシステム技術賞」、2022年通信文化協会「前島密賞」を受賞。海洋工学、海洋経済圏の構築
西谷 明彦
ニシタニ・アキヒコ
入社後は、OSI通信、分散ファイルシステム技術や、サイレント障害検知技術などの研究に従事した後、研究のフィールドを海洋に移す。2019年 深海探査技術の世界大会に、日本チーム(Team KUROSHIO)の一員として挑戦し、「世界第2位」を獲得。また、海中での無線通信技術を実用化すべく応用研究にも挑み、LED光通信により海中でスマホ(SNS)を使うといった世界初のPoCにも成功。現在は、水空合体ドローンや水中音響測位に関する研究開発をはじめ、陸上と同様に、海中も生活圏とすることを目的に、海洋をフィールドとした研究を継続。技術と自然のコラボで、人と海が共存し、海洋を新たな生活圏・経済圏とする夢を追いかけています。コネクティッドネットワーク
宮坂 拓也
ミヤサカ・タクヤ
2011年KDDI入社後、国内バックボーンネットワークの設計開発業務を経て、2018年からKDDI総合研究所で、コネクティッドカーを支えるネットワークインフラ技術の研究活動に従事。現在は、主にレイヤー3ネットワークの研究開発、標準化を担当。また、JANOG、ISOC-JPでの運営委員としての活動や、技術に関する報告を積極的に行い、日本国内のネットワーク業界への貢献を継続的にし続けています。2019年 日本ITU協会「ITU協会奨励賞」、2020年電子情報通信学会「学術奨励賞」を受賞。コネクティッドネットワーク・モバイルネットワーク
長野 知幸
ナガノ・トモユキ
KDDI入社後、au VoLTE用のIPマルチメディアサブシステムの導入に向けた開発業務などを経て、2016年からKDDI総合研究所で、モバイルコアネットワークに関する研究に従事。主に開発の業務工数削減が可能となる通信システム開発プラットフォームの試作やコアネックワークの開発・フィールドトライアルなどを実施。現在は、Beyond 5G・6G時代に求められる超低遅延通信を実現するため、モバイルコア技術の研究開発を担当しています。次世代インフラ・電波応用
塚本 優
ツカモト・ユウ
2016年KDDI入社後、運用部門で法人向けネットワークのシステムエンジニア業務の経験を経て、2017年からKDDI総合研究所で、無線アクセスネットワーク(RAN)の仮想化やスライシングに関する研究に従事。現在は、5Gの高度化時代に向けて、ユーザーが要求する通信品質に応じて、適応的にネットワーク構成を変更する新しいRANアーキテクチャに関する研究を担当。専門研究は、無線ネットワーキング技術で、電子情報通信学会の通信方式研究会や無線通信システム研究会に参加。2019年に通信方式研究会「奨励賞」、2020年に「学術奨励賞」を受賞。空間認識・位置推定技術
小森田 賢史
コモリタ・サトシ
KDDI入社後、SIP/IMS高度化などの移動体通信の研究に従事。その後、新型スマートフォンの商用開発やVR/ロボティクスの立ち上げ業務を経て、2016年からKDDI総合研究所で、自律走行装置向けの高精度地図や位置推定の研究に従事。現在は、スマートフォンやスマートグラスでの高精度位置推定技術の研究や、プラットフォーム開発を担当し、ARへの活用や商用に向けた実証を行っています。シンクタンク・事業環境リサーチ
沖 賢太郎
オキ・ケンタロウ
KDDI入社後、携帯電話端末の開発業務等を経て、2009年からKDDI総研(現KDDI総合研究所)にて通信市場等の調査を実施。2016年からは調査領域をシフトし、新事業領域を探索。近年の調査テーマは、サブスクリプションビジネス、D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマ)などで、特に注力しているテーマは、アートビジネス。アートが人々のライフスタイルの中に浸透して行く様子を想像しながら、社内外の人と一緒に新しい機会を創るべく活動中。マルチモーダル・モデリング
王 亜楠
オウ・アナン
2017年KDDIに入社後、運用業務を経て、2018年からKDDI総合研究所で、マルチモーダル感情理解の研究に従事。現在は、マルチモーダル、ナレッジグラフ、機械学習などの要素に基づき、人間のように目の前の状況と経験知識とを関連付けて、状況を的確に判断できるニューラルネットモデルの研究を担当。マルチモーダルインタラクションに関するACM ICMI2019での発表や、マルチモーダル感情認識の世界コンペティション(EmotiW 2019, 2020)で上位入賞。次世代インフラ・電波・周波数
林 高弘
ハヤシ・タカヒロ
KDDI入社後、基地局のエリア設計、エリア最適化業務の経験を経て、2010年からKDDI総合研究所で、移動通信システムの研究開発に従事。現在は、将来の移動通信サービスの高度化及び多様化に伴い、必要とされる新たな周波数帯の活用、複雑化する伝搬環境に対応するため機械学習を用いた電波伝搬推定の研究を担当しています。専門研究は電波伝搬で、アンテナ・伝搬研究専門委員会に参加し、2011年に電子情報通信学会「学術奨励賞」を受賞。シンクタンク・産業・デジタルマーケティングリサーチ
劉 亜菲
リュウ・アヒ
中国出身。北海道大学国際広報メディア・観光学院博士課程修了。博士(学術)。専門分野は、ソーシャルメディア、ネットオピニオンリーダー、ネット世論形成。KDDI総合研究所入社後、中国OTT産業・デジタルマーケティングに関する研究調査を担当。近年は、インフルエンサーマーケティング、デジタルコンテンツ、ECビジネス(ライブコマース、ソーシャル共同購買)を中心とした調査・戦略検討・事業化支援に従事。日本マーケティング学会カンファレンス、情報通信学会全国大会などで研究発表を実施。コネクティッドネットワーク・ネットワーク運用自動化
河崎 純一
カワサキ・ジュンイチ
入社後、国際通信の監視・運用業務を経て、2016年からKDDI総合研究所で、現場経験を生かし運用自動化の研究開発に従事。現在は、自動化のトリガーとなる通信障害検知や分析に、AI技術を活用することで、ネットワーク運用を効率化・高度化するための研究を担当しています。専門研究は、運用管理・自動化で、国内外の関連学会において発表すると共に、国際標準化団体ETSI ZSMにおいても活動し、研究で得られた成果の規格化提案も行っています。映像メディア・XR
今野 智明
コンノ・トモアキ
KDDI入社後、Web技術の開発やVRに関する商品企画業務を経て、2018年からKDDI総合研究所で、XRに関する研究に従事。現在は、XRの要素技術の一つである自由視点映像に関する研究を主に担当。自由視点映像は、多数のカメラで撮影した映像から人物などの3Dモデルを生成し、任意の視点の映像を作り出すことができる技術で、スポーツ観戦やテレプレゼンス等のさまざまな分野での活用が考えられます。チームメンバーと共に、技術としての完成度を高め、技術の実用化を推進しています。ユーザブルセキュリティ
佐野 絢音
サノ・アヤネ
2018年KDDI入社後、セキュリティシステム運用業務の経験を経て、2019年からKDDI総合研究所で、ユーザブルセキュリティに関する研究に従事。現在は、セキュリティ対策の実施に影響を与えるユーザー要因の分析や、ユーザーのセキュリティ対策実施率を向上させるための行動変容アプローチに関する研究を担当しています。専門研究はユーザブルセキュリティで、2019年にコンピュータセキュリティシンポジウムにて「優秀論文賞」を受賞、2020年度情報処理学会「山下記念研究賞」を受賞。人間協調AI
石川 雄一
イシカワ・ユウイチ
IT企業の研究職を経てKDDIに入社。海外技術調査、国際標準化業務(Open Mobile Alliance, Associate Board Member職)を経て、2016年からKDDI総合研究所で、パーソナリティ心理学の研究に従事。現在は、パーソナリティと日常行動に基づくユーザーモデリング、AIによる心理理解に関する研究を進め、研究成果をユーザーモデリングに関する国際学術会議「UMAP」や、運転行動の分析評価を扱う国際学術会議「Driving Assessment」等に発表。同時に、事業でのパーソナリティに基づくマーケティングや接客への適用を図っています。日本パーソナリティ心理学会に所属。統合機械学習
米川 慧
ヨネカワ・ケイ
KDDI入社後、クラウドのインフラ運用業務を経て、2015年からKDDI総合研究所で、大規模分散処理基盤や統計解析・機械学習による広告配信の最適化に従事。現在は、CREST「イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化」に参画し、異なる種類のデータの援用や異なるデータへの適用を可能とする「異種転移学習」や、予測不能な環境変化に対する機械学習モデルの適応をシステム面からサポートするMLOpsをはじめとした「機械学習システム」の研究を推進。2015年にデータ分析に関する国際コンペティション(Knowledge Discovery and Data mining CUP)で、世界第6位入賞。2018年度情報処理学会「山下記念研究賞」を受賞。情報セキュリティ
清本 晋作
キヨモト・シンサク
大学では物理学を専攻し修士課程を修了後、2000年にKDD に入社(現KDDI)。以後、情報セキュリティの研究開発に従事し、現在は、KDDI 総合研究所のセキュリティ部門長を務める。専門領域は、暗号アルゴリズム、暗号プロトコル、ソフトウェア保護、プライバシー保護技術等。日本物理学会、電子情報通信学会、各会員。2008年~09 年には、ロンドン大学Royal Holloway 校に滞在し、研究活動に従事。2012 年先端技術大賞経済産業大臣賞、2013年全国発明表彰発明賞、2014年文部科学大臣表彰科学技術賞、2016 年電子情報通信学会業績賞、2020年SCAT表彰会長賞の各賞を受賞。博士(工学)。サイバーセキュリティ
奥井 宣広
オクイ・ノリヒロ
2012年KDDI入社後、セキュリティソリューションのSE業務を経て、2013年からKDDI総合研究所で、生体認証および認証基盤に関する研究に従事。2015年からIoTプラットフォームの国際標準化団体であるoneM2Mに参加し、セキュリティを中心に仕様策定に従事。oneM2M普及活動の一環として、情報通信技術委員会(TTC)にてセミナー講師や講演を担当。2018年からIoTセキュリティに関する研究を開始し、通信データを使用したIoTデバイスのマルウェア感染検知、機種推定に関する研究に従事。電子情報通信学会バイオメトリクス研究専門委員会幹事(2020~)。TTC「功労賞」(2020)、通信文化協会「前島密賞」(共同、2021)を受賞。共著書「oneM2Mハンドブック」(森北出版、2021)。映像符号化
河村 圭
カワムラ・ケイ
大学で博士課程を修了後KDDI入社。2010年からKDDI研究所(当時)で、映像符号化方式の研究と、その国際標準化活動に従事。その後、KDDI企画部門にて、STB(Set Top Box)開発や機能拡張、映像伝送などの経験を積む。現在は、最新の映像符号化方式であるVVC(Versatile Video Coding)実用化に向けたエンコード方式の研究開発や、VVC拡張方式の標準化活動を牽引。さらに、グループメンバーと共に、点群データの取得、符号化、再生に関する研究にも対象を広げています。2013年度 電子情報通信学会「学術奨励賞」、2019年映像メディア学会「次世代テレビ技術賞」、2020年情報規格調査会「標準化貢献賞」を受賞。博士(国際情報通信学)。新ライフスタイルテクノロジー・インタラクションデザイン
東條 直也
トウジョウ・ナオヤ
2016年KDDIに入社後、2017年からKDDI総合研究所で、ユーザー体験(UX)やヒューマン-コンピュータインタラクションといった学際領域の研究に従事。現在は、生活者との共創活動や参加型デザイン、エスノグラフィといったアプローチを通して、人々の未来の生活をより良いものとしていくことを目指して、研究と実践の両輪で業務を行っています。これまでには、ミャンマーの生活者の行動や生活について調査と分析を行い、現地事業の展開におけるUXの理解を支援する案件などを担当しました。ヒューマンインタフェース学会、電子情報通信学会、ACMに参加し、2018年に国際学会で「Best Paper Award」を受賞。また、HCD-Net認定 人間中心設計専門家としても活動しています。シンクタンク・海外市場・政策リサーチ
加藤 尚徳
カトウ・ナオノリ
通信系シンクタンクでの研究員を経て、KDDIに入社。現在は、KDDI総合研究所で、情報法制(プライバシー・個人情報等)を中心とした法制度や技術の調査・研究・コンサル業務に従事しています。2019年3月「日米欧の自動走行に関する政策動向比較と今後の我が国の方向性に関する一考察」で、情報処理学会「山下記念研究賞」を受賞。2019年12月、AIの開発原則や法規制の動向調査に対して、IDF優秀若手研究者として表彰される。総合研究大学院大学複合科学研究科情報学専攻単位取得満期退学、修士(情報学)、一般社団法人次世代基盤政策研究所理事・事務局長、放送大学客員准教授、理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員、神奈川大学および神奈川工科大学非常勤講師、慶應義塾大学SFC研究所上席所員。