
KCipher-2
国際標準規格(ISO/IEC 18033-4)採用
電子政府推奨暗号に選定された超高速超軽量ストリーム暗号アルゴリズム
製品概要
「KCipher-2」は、AESなどと比べて、7~10倍高速に暗号化/復号処理をすることが可能な独自の構造を採用した共通鍵暗号アルゴリズムです。本アルゴリズム「KCipher-2」を適用することで、マルチメディアコンテンツサービス、ブロードバンド通信サービスなどのさまざまなサービスの安全性を向上させることができます。2012年に国際標準規格(ISO/IEC 18033-4)に採用され、2013年3月、総務省・経産省が発表した「電子政府推奨暗号」に選定されました。
特徴・機能
携帯電話で世界最高速・軽量
- パソコン上で、5Gbps超の速度を達成。映画一本(4.7Gbyte)の復号を、KCipher-2なら8秒、AESなら1分半。
- スマートフォン(Android)上で380Mbps超を達成。画像(100KB)400枚を約1秒で復号。米国標準暗号AESの7-10倍。
- 携帯電話上においてワンセグ相当の動画像復号をCPU使用率0.5%以下で達成。既存方式で不可能であったリアルタイム処理を実現可能。
- CPUアーキテクチャに依存しないアルゴリズム構成。あらゆる環境で、十分なパフォーマンスを発揮。
非常に高い安全性
- 高い安全性を確保するため独自構造を採用
- 必要とする安全性に応じてアルゴリズムのカスタマイズが可能
- 国際標準規格(ISO/IEC 18033-4)に採用
- 電子政府推奨暗号に選定
- IETF RFC 7008として発行
販売ライセンス
- KCipher-2 SDK for Windows
- KCipher-2 SDK for Android
- KCipher-2 SDK for iOS
- KCipher-2 SDK for Java
- KCipher-2 SDK for Linux
- KCipher-2 SDK for Perl
受注によるソフトウェアへの組み込み、カスタマイズなども行っています。
- KCipherは、KDDI株式会社の商標および登録商標です。
- KCipher-2は、KDDI総合研究所と九州大学とで研究され、KDDI株式会社が開発した暗号方式です。
- KCipher-2 SDKは、KDDI総合研究所が販売提供するKCipher-2のSDKです。
- KDDI R&D LABS、およびKDDI R&D LABSロゴは、株式会社KDDI総合研究所の商標もしくは登録商標です。
- iPhoneは、Apple Inc.の商標です。
- MicrosoftおよびWindows,Windows NTは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
- Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
- Pentiumは、米国Intel社の登録商標です。
- その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
- 本ページに記載されている内容および製品仕様は、改良のため、予告なく変更することがあります。