セキュリティ
AIや量子コンピュータ時代を見据えた次世代セキュリティに関する研究開発
- サイバー攻撃分析・検知・防御
- ハードウェア・セキュリティ
- AIセキュリティ
- 新世代暗号
- プライバシー保護
- ユーザブルトラスト
アクティビティ
ニュースリリース・トピックス
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研究員・アナリスト
情報セキュリティ・暗号
成定 真太郎
ナリサダ・シンタロウ
2018年KDDIに入社後、運用本部でのシステム開発業務を経て、2019年からKDDI総合研究所で耐量子計算機暗号(量子コンピュータによる攻撃に耐性のある暗号方式)や高機能暗号、AIセキュリティに関する研究に従事。現在は、耐量子計算機暗号の一種である符号暗号に関する研究を行っている。符号暗号を実際に解読して、その安全性を詳細に評価することにより、安全性と速さを両立する次世代暗号方式の実現に貢献したいと考えている。これまで、Decoding Challenge(符号暗号の暗号解読コンテスト)での世界記録9回達成。CRYPTREC(Cryptography Research and Evaluation Committees)委員として我が国の暗号政策に貢献(2023年度-)。トラスト、サイバー攻撃対策
三本 知明
ミモト・トモアキ
2014年KDDI入社後、運用部門でシステム開発業務の経験を経て、2015年からKDDI研究所(当時)にてセキュリティ・プライバシの研究開発業務に従事。その後2020年から2023年まで国際電気通信基礎技術研究所にてプライバシ強化技術に関する共同研究の立ち上げを主導。2023年から再びKDDI総合研究所に配属となり、トラストおよびサイバー攻撃対策の研究に取り組む。現在は主に信頼性の高いサイバー脅威情報の収集や、それらを活用したサイバー攻撃対策に関する研究を担当している。東洋大学非常勤講師および大阪大学招へい准教授として講義活動にも従事。博士(工学)。SBOM(ソフトウェア部品表)・デジタルID認証
小島 孝夫
コジマ・タカオ
インターネットプロバイダやシステムインテグレータでの25年にわたるインターネット業務経験の中で、システムエンジニアとして官公庁・金融向けエンドポイントセキュリティを設計・展開。情報セキュリティ大学院大学で博士号(情報学)を取得後、情報セキュリティの専門家としてKDDIに入社し、米国シリコンバレーに駐在。OpenID FoundationやFIDO Allianceといったグローバルな標準化団体での活動を通じて得た国内外セキュリティ専門家との豊富なソーシャルネットワークを活かして、「au ID」のオープンアーキテクチャ化・フィッシング対策を開発。研究所では通信分野におけるSBOM(ソフトウェア部品表)などのサプライチェーンセキュリティの研究に従事。米ACM会員。
論文・国際会議
Survey and Experimentation to Compare IoT Device Model Identification Methods
Norihiro Okui, Masataka Nakahara, Ayumu Kubota
IEEE 25th International Symposium on a World of Wireless, Mobile and Multimedia Networks (WoWMoM 2024)
2024年6月
EdgePruner: Poisoned Edge Pruning in Graph Contrastive Learning
Hiroya Kato , Kento Hasegawa, Seira Hidano, Kazuhide Fukushima
IEEE Conference on Secure and Trustworthy Machine Learning (IEEE SaTML 2024)
2024年4月
Messages and Incentives to Promote Updating of Software on Smartphones
Ayane Sano, Yukiko Sawaya, Takamasa Isohara, Masakatsu Nishigaki
The 38th International Conference on Advanced Information Networking and Applications (AINA2024)
2024年4月
Extension of Resource Authorization Method with SSI in Edge Computing
Ryu Watanabe, Ayumu Kubota, Jun Kurihara(University of Hyogo), Kouichi Sakurai(Kyushu University)
The 38th International Conference on Advanced Information Networking and Applications (AINA2024)
2024年4月
Enhancing Smishing Detection in AR Environments: Cross-Device Solutions for Seamless Reality
Akira Kanaoka (Toho University), Takamasa Isohara
The 1st Workshop on Seamless Reality: AR Technologies for Seamless Perception and Cognition between Cyber and Physical Spaces
2024年3月
受賞・表彰
2024.6.5
一般社団法人 情報処理学会「フェロー」
通信ネットワークの高速化・セキュリティ研究への貢献と国際標準化への展開
三宅 優
2024.5.21
一般社団法人 情報処理学会 情報企画調査会「国際規格開発賞」
ISO/IEC TR 5891のプロジェクトコエディタ
仲野有登
2024.3.21
公益財団法人 電気通信普及財団「第39回電気通信普及財団賞 テレコムシステム技術賞 奨励賞」
Node-wise Hardware Trojan Detection Based on Graph Learning, in IEEE Transactions on Computers.
長谷川健人、山下一樹(早大)、披田野清良、福島和英、橋本和夫(早大)、戸川 望(早大)
2024.3.5
一般社団法人 電子情報通信学会「フェロー称号(基礎・境界ソサイエティ)」
暗号技術ならびにプライバシ保護技術の研究開発及び国際標準化
清本晋作
2023.12.9
The 19th International Conference on Information Security and Cryptology(Inscrypt 2023)「Best Paper Award」
Compact Ring Signatures with Post-Quantum Security in Standard Model
Tuong Ngoc Nguyen(University of Wollongong), Willy Susilo(University of Wollongong), Dung Hoang Duong(University of Wollongong), Fuchun Guo(University of Wollongong), Kazuhide Fukushima, Shinsaku Kiyomoto