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調査レポート R&A「アート & テクノロジー part2」〜ARアートの可能性

2021年1月26日
株式会社KDDI総合研究所

KDDI総合研究所は、国内外のICT市場動向、情報通信政策などについて多角的な視点から調査したレポートR&Aを発行しました。

 

タイトル:アート & テクノロジー part2 〜 ARアートの可能性

執筆者 :フューチャーデザイン部門 沖 賢太郎

 

サマリー

これまでのアートレポートでも、アートとテックという切り口で市場を見てきた。レポート「アート&テック(2020年3月)」では、テックがもたらしつつある人とお金の流れの変化を、またレポート「アートのDX(2020年6月)」では、アート界がオンライン化でコロナ危機の切り抜けようとする動きをまとめた。

 

コロナの脅威が続く現在も、アートとテックが手を結びつつある傾向は変わらない。特に直近ではARアートが徐々に増えていることが市場から読み取れる。ARアートに対する見解は、アートサイド、テックサイド共にポジティブ。市場全体としてはARアートはまだまだ黎明期だが、マネタイズの試行も出てきており萌芽を感じさせる。

 

歴史的にテックはあらゆるものを民主化してきた。印刷の世界では活版印刷、音楽の世界では旋盤型録音機の登場により、一部の人々の間に限定されていたものを、安価にし広く普及させるという形で一変させた。

 

アートという、やはり一部の富裕層等の人々が所有してきたものにおいても、テックによる民主化が起こる可能性はないだろうか。台頭しつつあるARというテックからアートワールドを見直してみる。

 

地域:世界

 

他のレポートは、「調査レポートR&A一覧」からご覧ください。

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