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調査レポート R&A「アート&テクノロジー テックがアートの人とお金の流れを変え始めている」

2020年3月19日
株式会社KDDI総合研究所

 

KDDI総合研究所は、国内外のICT市場動向、情報通信政策などについて多角的な視点から調査したレポートR&Aを発行しました。

 

タイトル:アート&テクノロジー テックがアートの人とお金の流れを変え始めている

 

執筆者 :KDDI総合研究所 フューチャーデザイン部門 沖 賢太郎

 

・テックによってアートにおける人とお金の流れが変わり始めている(写真&SNSでのミュージアム集客、投げ銭、デジタルアートミュージアム、小口投資)。
・さらに人の流れを変えるかもしれないのがXR。ルーブル美術館によるVR活用、ミュージアム向けにARアートを提供するARTIVIVE。アップルも[AR]Tプログラムを世界で開始、また渋谷区とKDDIも街中XRアートという体験づくりで提携。
・そしてさらにXRアート普及を後押しし得るのがARグラス。現状は主に企業向けで高価だが、開発中と言われるAppleのARグラスで一般層へ広がる可能性も。
・国内アート市場は市場活性化における課題山積。要因の一つがライフスタイルの中にアートがないこと。
・しかし、上記テックによって生活者とアートの接点は増えつつあり、これは良い傾向。市場活性化には、最終的にはアートを買う人を増やす必要があるが、一足飛びにはいかない。まずは人々のライフスタイルの中にアートとの接点を増やし、楽しい、かっこいい、美しいを体感してもらうことが最初の一歩にならないだろうか。

 

地域:世界

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