
調査レポート R&A「アートの世界で急激に進む デジタルトランスフォーメーション」
2020年6月26日
株式会社KDDI総合研究所
KDDI総合研究所は、国内外のICT市場動向、情報通信政策などについて多角的な視点から調査したレポートR&Aを発行しました。
タイトル:アートの世界で急激に進む デジタルトランスフォーメーション
執筆者 :KDDI総合研究所 フューチャーデザイン部門 沖 賢太郎
・新型コロナのインパクトにより、アート界でも急激にデジタルトランス フォーメーション(DX)が進み出した。
・閉館やイベント中止を余儀なくされた各国のアートフェア、ギャラリー、 オークション、ミュージアムが急遽オンラインへシフト。
・アートフェア、ギャラリー、オークションはオンラインでもマネタイズを継続(従来比ではまだ規模は小さいが)。
・ミュージアムにおいては徐々にオンライン化が始まっているものの、課題が多く、マネタイズもこれから。
・文化庁がコロナ禍で重視するのもやはりDX、そしてミュージアム。
・コロナインパクトの長期化や再燃の可能性を踏まえれば、いずれの文化施設でも引き続きDXが進むと考えられる。
・マネタイズが課題のミュージアムにおいては、将来的にはVRを活用したオンラインミュージアムサブスクリプション等が考えられる。
・様々なミュージアムのオンライン展示が月定額で利用し放題。
・体験価値を高めて利用促進。高解像度VR(実寸大鑑賞、ズーム鑑賞、自由視点鑑賞)、ミュージアムにいるような没入感、オンラインならではの動的な作品解説等。
地域:世界
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