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調査レポート R&A 2024年2月号を発行

2024年2月27日
株式会社KDDI総合研究所

KDDI総合研究所は、国内外のICT市場動向、情報通信政策などについて多角的な視点から調査したレポートR&Aを発行しました。

 

 

◆2024年の中国通信業界の展望
執筆者 :康 佳慧
サマリー:
■ 情報通信政策
・5Gの活用と6Gの導入に向けた技術開発を進める。衛星通信、製造業DX、AI開発分野の政策に注力する見込み
・通信品質向上のため、2025年までの達成基準を設定。デジタルデバイド解消策としてのアプリの高齢者モードに関する基準策定が注目される
■ 通信市場動向
・MNO大手3社は通信サービスとDXソリューションへのAI活用をさらに進める見通し
・5G料金の低価格競争が継続しプランが多様化する。差別化された高速通信やOTTなど他のサービスとのバンドルが増える見込み
地域:中国

 

 

 

◆2024年の欧州通信業界の展望
執筆者 :王 威駟 杉崎 弘 森 京子
サマリー:
■ 情報通信政策
・5Gカバレッジは81%に到達、西欧では普及率が40-70%に達する見込み。6G研究に対する支援が継続的に実施される
・2024年にはギガビットインフラ法案や衛星計画「Iris2」の成立が見込まれ、高速BBの拡充が目指される
■ 通信市場動向
・データ法案は2024年1月11日に発効。ヘルスデータスペース法案の成立などの動向が注目される
・欧州ePrivacy規則案は2024年に成立する見通しが立たず
地域:欧州

 

 

◆冷え込んだNFTアイテム市場の活性化 ―生活者ニーズ調査からの提言
執筆者 :劉 亜菲
サマリー:
2021年にNFTアート「Everydays—The First 5000 Days」が約6935万ドルで落札されたことをきっかけに、NFTアイテムへの大衆的な関心が高まり、クリエーターや企業の参入が相次いできた。しかし、2022年以来、アイテム価格や取引量の低下により市場が冷え込んでいる。市場低迷の原因には需要に対する供給過剰がある。本稿では、生活者がNFTに期待する価値は何かをアンケート調査を行い、市場活性化に向けた対策を探る。
地域:日本

 

 

◆サブスクビジネスの潮流変化2024 〜変化を捉えてサブスクで稼ぐ
執筆者 :沖 賢太郎
サマリー:
サブスクという言葉は普及したが、撤退や停滞の事例も多数ありビジネスは簡単ではない。本シリーズではサブスクの本質をおさらいしながら、コンシューマー向けサブスク領域で、今後も持続するであろう大きな潮流に着目し、今後のサブスクビジネスを考える上でのヒントを探る。
パート(1)「モノのサブスクの変化」
パート(2)「コトのサブスクの変化」
パート(3)「モノ・コトサブスク共通の変化」
地域:世界

 

 

◆海外5G/6Gトピックス(24年2月) 
執筆者 :吉田 恵理子
サマリー:
海外市場での5G、6Gに関する2024年1月前後の主なニュースをまとめた。米VerizonとEricssonのNetwork API提供に関する提携、英BTとオーストリアA1のNWスライシングトライアルなどの取り組みを取り上げる。
地域:世界

 

 

他のレポートは、「調査レポートR&A一覧」からご覧ください。

 

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