株式会社KDDI総合研究所 このページを印刷する

コロナ禍における新たな体験教育の機会としてDXが浸透

XR技術を用いたVRコンテンツ「音のかくれんぼ」を3月30日より配信開始

~虫の鳴き声や鳥のさえずりに近づくことで自然体験学習をサポート~

2022年3月30日
KDDI株式会社
株式会社KDDI総合研究所

KDDIとKDDI総合研究所は、NHKエデュケーショナル(代表取締役社長:田波宏視)とともに、体験学習コンテンツ「音のかくれんぼ」(以下「本コンテンツ」)を、2022年3月30日から配信開始します。KDDI総合研究所のインタラクティブ視聴技術「音のVR」とNHKエデュケーショナルが保有する教育コンテンツの制作ノウハウを活用することで、知的好奇心を刺激する、遊びながら学べる体験学習を提供します。

 

音のVRウェブサイト

 

 

 

 

本コンテンツは、バーチャル空間の森林の中で、春と秋の虫の鳴き声や鳥のさえずりに音と映像で近づくことができ、まるで隠れた鳴き声をたどりながら自然の中を探検しているかのような感覚を楽しむことができます。また、生き物の種類によって鳴くときの体の動かし方も違うため、鳥や虫が生き生きと鳴く姿は、本物の生き物が目の前にいるかのように感じることができ、本コンテンツを活用することにより自然体験学習をサポートします。

 

本コンテンツでは、春を告げるウグイスやオオルリ、秋の音色を奏でるスズムシやコオロギなど、時期に合わせて出現する鳥や虫の種類が変わります。また、ガイドとして森に住む音の妖精ポリュムニアが登場します。ポリュムニア役はアニメやゲームで活躍する声優の上田麗奈さんが担当し、鳥や虫たちの鳴き声をたどりながら森の中をナビゲートしてくれます。

 

■ コロナ禍における体験学習に関するアンケートについて
本コンテンツの配信にあたり、KDDIでは20代~40代の小中学生の子どもをもつ男女にアンケートを実施しました。その結果、新型コロナウイルス感染症の影響により“自然に触れ合う体験”が減少、教育機会が失われる中、新たな体験教育の機会としてスマートフォンアプリなどのデジタルデバイスを用いたDXが浸透し始めていることがわかりました。

 

<アンケート結果>

【1】:新型コロナウイルス感染症の影響で小中学生の子どもに体験させられなかった項目で、「自然に触れ合う体験」が上位に。

 

 

 

【2】:【1】で、「自然に触れ合う体験」と回答した方に、スマホなどのアプリ上で『動物や植物の鑑賞』を行えるサービスがあれば、体験させてみたいと答えた保護者が半数以上の結果に。

 

 

 

【3】:【1】で、「自然に触れ合う体験」と回答した方に、新型コロナウイルス感染症で失われた学習の機会に対して、デジタルコンテンツ(動画やVR)を用いて『自然を体験できること』は有効な教育方法だと考える保護者が半数以上に。教育現場へのDXに対する理解が浸透し始めていることがうかがえます。

 

 

 

【コロナ禍における体験学習に関するアンケート調査(KDDI調べ)】
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査対象:小中学生の子どもを持つ全国の20代~40代の男女
調査人数:男女計741名
調査日時:2022年3月15日から3月17日

 

KDDIとKDDI総合研究所は、2020年8月に2030年を見据えた次世代社会構想「KDDI Accelerate 5.0」を策定し、新たな社会基盤となる「ネットワークレイヤ」、「プラットフォームレイヤ」、「ビジネスレイヤ」の3つのレイヤとそれを支える7つのテクノロジーで新たなライフスタイルやビジネスを生み出すことを目指しています。
このたび、7つのテクノロジーのひとつであるXR(Cross Reality)技術の一環で「音のVR」を活用し、NHKエデュケーショナルと共創プロジェクトを企画しました。

 

KDDIグループは、「通信とライフデザインの融合」を推進するとともに、「KDDI Accelerate 5.0」の取り組みを通じて"社会の持続的な成長に貢献する会社"としてさまざまなパートナーとともにワクワクする未来社会を創造していきます。

 

 

(参考)
NHKエデュケーショナルとの共創プロジェクト第一弾:
話し声に近づける!江戸時代の喧騒がよみがえる!体験学習コンテンツ「バーチャル浮世絵」の配信を開始
~XR技術を活用した、新たな美術鑑賞体験~

 

 

※ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。 商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。