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調査レポート R&A「環境を意識した購買は60代女性がキーパーソン」

2021年8月26日
株式会社KDDI総合研究所

KDDI総合研究所は、国内外のICT市場動向、情報通信政策などについて多角的な視点から調査したレポートR&Aを発行しました。

 

タイトル:環境を意識した購買は60代女性がキーパーソン

執筆者 :今村一晃

 

サマリー

性・年代別に、環境に関する関心、環境への取り組み、環境を意識した購買について調査した結果、以下の点が特徴として言える。

 

(1)環境に関する関心
1)60代女性の67%が、環境問題に関して、「関心がある」、「やや関心がある」と回答しており、10代男性と並んで最も多い。
2)SDGs及びサステイナブルは男女とも10代の認知度が最も高い。

 

(2)購買への取り組みと購買
1)環境に関して最も取り組んでいるのが、60代女性で、環境に取り組んでいない人は1.5%にとどまる。
2)環境に配慮した商品を購入している人は、60代女性が19.9%と最も高く、全体の2倍となっている。
3)60代女性が、環境に配慮して購入する商品として、多いのが食料品(18.4%)とヘアケア商品(14.1%)となっている。

 

(3)考察
1)環境への取り組みに関しては、60代女性が最も取り組んでおり、環境を意識して商品を購入している人も19.9%と最も多く、全体の2倍以上となっている。
2)今後、環境に配慮した商品を購入したい人でも、60代女性は35.0%と全ての性・年代で最も多い。
3)このことから、環境を意識した商品を訴求する世代としては、60代女性が有力なセグメントと言える。

 

地域:日本

 

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