- 先端技術研究所
スマートデバイスによる4Kライブ伝送に対応した遠隔作業支援システム「VistaFinder Mx」の提供開始について
~現場にいるかのような臨場感を手軽に実現可能に~
2021年3月22日
株式会社KDDI総合研究所
株式会社KDDI総合研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:中村 元、以下「KDDI総合研究所」)は、スマホやスマートグラスなどのスマートデバイスで撮影した4K高解像度映像のライブ伝送機能を、遠隔作業支援システム「VistaFinder Mx」(以下「VistaFinder Mx」)のオプション機能として提供を開始しました。
コロナ禍を起因としたニューノーマル時代を迎え、作業現場におけるDX(注1)化のニーズはますます高まっています。また、近年、4K映像に対応したスマートデバイスの登場や、高速・大容量・低遅延の伝送を実現する5Gネットワークの広がりにより、4K映像伝送のための環境が整いつつあります。
今回、「VistaFinder Mx」では、国際標準の映像符号化方式H.265/HEVCコーデックに対応し、画質を維持したまま従来のH.264/AVCより4割程度にデータ量を削減、5Gモバイル環境での高品質な4K映像のライブ伝送を実現しました。
作業現場からの4K映像伝送により、これまで遠隔から視認が難しかった、小さな文字や細かなキズ、素材の質感までも、より鮮明に確認することができ、運用現場における機器の確認や建設現場における「遠隔臨場(注2)」の実現など、様々な現場で、より品質の高い遠隔作業支援が可能になります。
KDDI総合研究所はこれからも、ICTを活用して日常生活やビジネスシーンにおいてお客様の体験価値を向上する取り組みを進めていきます。
【提供開始】
2021年2月
【価格】
詳細はお問い合わせください。
注1:Digital Transformation、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念
注2:国土交通省が推進する、ウェアラブルカメラ等を活用した建設現場の監督・検査作業の効率化を行う取り組み
建設現場の遠隔臨場に関する試行要領(案)
令和2年度における遠隔臨場の試行について
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