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咀嚼運動を検出するウェアラブル筋電計とアプリを開発

~咀嚼ゲーミフィケーションで食事を楽しく健康的に~

2019年7月18日
株式会社KDDI総合研究所
株式会社電通サイエンスジャム

株式会社KDDI総合研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:中島康之、以下、KDDI総合研究所)と、株式会社電通サイエンスジャム(本社:東京都港区、代表取締役社長:神谷俊隆、以下、DSJ)は、人の咀嚼運動を検出するウェアラブル筋電計と、咀嚼運動に連動するスマートフォン・アプリを開発しました。
本開発成果を、7月26日(金)から27日(土)までパシフィコ横浜で開催される「ヨコハマ ヒューマン&テクノランド」DSJ社ブース(展示ホールD-502)で展示します。

 

 

 

ウェアラブル筋電計とスマホアプリ(カミカミ大行進・食事結果画面)

 

 

咀嚼運動には、肥満予防、歯周病の予防、脳の活性化による認知症予防などの、さまざまな良い効果があることが知られています。
この度、KDDI総合研究所とDSJは、咀嚼運動検出を実現するためのウェアラブル筋電計と、検出した咀嚼運動をゲーム化する咀嚼ゲーミフィケーション・アプリを開発しました。ウェアラブル筋電計は、小型軽量サイズの手軽に使用可能なメガネ型で、スマートフォンと無線(Bluetooth®)で接続し、咀嚼運動を含む筋電信号を送信します。咀嚼ゲーミフィケーション・アプリは、受信した筋電信号を分析して咀嚼運動を検出し、検出した咀嚼運動に連動して進行するゲームです。このゲームは、早食いを気付かせ、時間をかけてよく噛んで食事をすることへの意識付けを促します。

 

KDDI総合研究所とDSJは、今回開発した咀嚼運動検出技術を発展させることで、食育や認知症予防など、子供からお年寄りまで、さまざまな利用者の健康維持・管理に活用可能と考えており、新しい利用シーンへの応用を目指して、研究開発に取り組んでいきます。

 

 

(参考)
「早食いと肥満の関係」(厚生労働省 e-ヘルスネット)
「口腔機能の健康への影響」(厚生労働省 e-ヘルスネット)

 

 

※ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。 商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。