
<別 紙>
1. 社会実証の背景・目的
訪日外国人の交通機関の利用にあたり、タクシー内での言葉の壁を克服するために、多言語音声翻訳システムとそれに関連する研究開発技術を実際のフィールドで社会実証を行います。
この社会実証によりタクシー内における多言語音声翻訳システムの課題を抽出し、解決案を策定することで速やかな社会実装を行い、より高度な「おもてなし」の実現を目指します。
2. 実施期間
2016年12月20日~2017年3月(予定)
3. システムの概要
タクシーの後部座席に設置されたタブレットならびにマイクと、運転席に設置されたマイクを通して、会話を行います。それぞれの会話は、クラウド上にある多言語翻訳プラットフォームにより、目的の言語に翻訳されます。
<システムの概要図>
4. 実証内容(例)
(1)外国人観光客がタクシー内で、タクシー運転手とどのようにコミュニケーションをしているかを分析することで、外国人旅行者の国内タクシー利用時の実態を把握します。
(2)外国人観光客が乗車したタクシーの運転手に、外国人旅行者を乗車させた場合に起きた課題などについてインタビュー調査を実施し、運転手側から見た、外国人旅行者の国内タクシー利用時の課題などを把握します。
5. お問い合わせ
境交通株式会社:0422-32-1434
三和交通株式会社:03-3801-5311
※本社会実証は、総務省委託研究開発「グローバルコミュニケーション計画の推進 -多言語音声翻訳技術の研究開発及び社会実証-」の一環として実施するものです。
※東京観光タクシーへの多言語音声翻訳システムの搭載は、株式会社トヨタIT開発センターおよび富士通テン株式会社の技術協力を頂いています。
※ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。 商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。