株式会社KDDI総合研究所

<別紙>

 

■本実証実験について

 

1.本実証実験の詳細
(1)実施期間
2020年4月から2020年9月までの約6カ月間

 

(2)対象者
KDDIグループ社員およびその家族のうち、以下の条件を満たす約100名

 

(参考)対象条件
a)高血圧もしくは糖尿病に対する薬を服薬治療中の方
b)健康診断などで、血圧ならびに糖尿病の数値が管理基準(※)を超えている方
  (※)血圧の管理基準値:140/90mmHg、糖尿病の管理基準:HbA1c:7.0%以上
c)auスマートフォンの契約があり、通信ログの収集・解析に同意された方

 

(3)検証内容
オンライン重症化予防プログラム「Mystar」高度化に向け、auスマートフォンのデータ(Webアクセスログ、測位ログ、決済ログ、サービス利用ログなど)を活用し、以下の項目を検証します。

 

a)「Mystar」プログラム参加以前の生活習慣の特徴の分析
b)生活指導の介入効果の予測(本人の生活習慣を基に、程度改善が可能か分析)
c)生活指導の個別最適化、患者の改善/悪化の早期検知、プログラム効率化などの支援

 

2.「Mystar」プログラムの概要(提供:PREVENT)
・専属の医療専門職が、血圧や血糖値の管理データを確認し、生活習慣などを聞き取った上で、最適な健康づくりプランを提案し、生活習慣改善を6カ月間サポートします。
・プログラムの参加者は、日々の運動量や塩分摂取量をバンド型のウェアラブル機器などで記録され、スマートフォンアプリを通じて、生活習慣がモニタリングされます。モニタリング結果は、専属の医療専門職に共有され、2週間に一度の電話面談で生活習慣の改善をサポートします。
・さらに、2カ月に一度、活動レベルや血圧などの生活習慣因子の推移や、実施された指導内容のポイントなどが記載された経過レポートが発行されます。このレポートを参加者の主治医が確認することで、主治医と連携してサポートすることが可能です。

 

 

 

<「Mystar」サービスイメージ>

 

 

3.今後について
2020年秋以降、生活習慣病にかかわる医療機関や研究機関、生活習慣病重症化予防や医療費適正化といった課題を抱える自治体や企業健保とパートナリングを推進し、さらに複数の実証実験を通じて、データドリブンな生活習慣改善プログラムの実用化を目指します。

 

4.各社の役割

 

社名 役割
KDDI スマートフォンのデータ提供
KDDI総合研究所 スマートフォンのデータ分析
PREVENT 生活習慣改善支援プログラム「Mystar」の提供

 

 

<参考>
オンライン完結型の生活習慣改善支援プログラムを提供するPREVENTと業務提携契約を締結(2020年5月20 日 報道発表)

 

<参考>
「2030年の新たなライフスタイルの可能性」を提案するKDDI総合研究所が、ヘルスケア領域で協業を開始。疾病管理プログラム「Mystar」が導く新しい健康づくりとは?

 

 

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