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調査レポート R&A 2024年3月号を発行

2024年3月29日
株式会社KDDI総合研究所

KDDI総合研究所は、国内外のICT市場動向、情報通信政策などについて多角的な視点から調査したレポートR&Aを発行しました。

 

 

◆リスキリングが求められる社会背景と企業の対応 ―社内副業制度の導入とその影響―
執筆者 :池田 直樹 石谷 雄一郎
サマリー:
日本が直面する労働力不足という社会課題に対し、政府はリスキリングを推進し、生産性向上により余剰となる職種から新たなスキルが必要な職種への転換を促している。企業も社内でのスキル転換の施策を推進し、新たなスキルを持った人材の獲得に努めている。しかし、これらの高いスキルを持つ人材は転職リスクも高いというジレンマを抱えている。この問題への対策として「社内副業制度」が注目されており、従業員のキャリア開発と転職意向の抑制に効果が期待されている。
本稿では、個人の主体的なキャリア開発が求められるようになった背景を、政府政策を通して追跡し明らかにする。次に企業がどのような影響を受け、どのような課題を抱えることになったのかについて触れる。最後に、その対応策の一事例として社内副業制度を紹介し、企業が抱える課題と対応について述べる。
地域:日本

 

 

 

 

◆パナソニックのプロダクトデザインが変わった~人と世の中の変化を捉えたものづくり
執筆者 :沖 賢太郎 矢崎 智基 久保田 達也 積田 淳史
サマリー:
近年魅力を増すパナソニックの商品。どれも、家電業界でこれまで見過ごされてきた課題にフォーカスすることで支持を集めている。3回に渡る本ケーススタディ(事例研究)のシリーズでは、このような商品を生み出すパナソニックの原動力に迫る。第1弾となる今回は、プロダクトデザインの観点から、「モジュラーパーソナルケアシステム」(2022年、欧州と米国で発売)を題材に、同社の商品開発プロセスを紐解いた。
地域:欧州 北米

 

 

 

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