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調査レポート R&A「AI研究のハブとして浮上するカナダのAI戦略」

2022年10月28日
株式会社KDDI総合研究所

KDDI総合研究所は、国内外のICT市場動向、情報通信政策などについて多角的な視点から調査したレポートR&Aを発行しました。

 

タイトル:AI研究のハブとして浮上するカナダのAI戦略

執筆者 :林 イラン

 

サマリー

本稿は、AI研究のハブとして浮上するカナダのAI戦略を俯瞰し、AIエコシステムの現状や特徴をまとめた。カナダ政府は2017年「汎カナダAI戦略(Pan-Canadian AI Strategy)」を発表し、世界で初めてAIの国家戦略を打ち出した。カナダのAI戦略は優秀なAI人材の誘致、AIエコシステムの構築を中心にAI分野の世界的リーダーになることを掲げている。カナダのAIエコシステムは先進的な研究基盤の下、政府の積極的な支援により、トロント、モントリオール、エドモントンの3都市を中心に成長している。一方、北米で3番目に大きなテクノロジーハブとしてビックテックを含むグローバル企業が次々とカナダに拠点を設置する中、ビックテックと競争する現地スタートアップの懸念の声も上がっている。今後、カナダの優秀なAI産業の基盤を国内企業とデジタル経済の成長にいかにつなげていくのか、関心が寄せられる。

   

地域:カナダ

 

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