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世界的なAIデータ分析コンペ「Kaggle」でゴールドメダル獲得

2022年5月19日
株式会社KDDI総合研究所

Kaggle社が開催するコンペティション「H&M Personalized Fashion Recommendations」(以下、本コンペ)において、KDDI総合研究所 「ミライ ヲ ツクル」プロジェクトのデータサイエンティスト 山田和紀がゴールドメダルを獲得しました。また、この成果によりランクがKaggle Masterに昇格しました。

 

 

 

 

Kaggleは全世界のAIエンジニア約970万人*が技術を競うプラットフォームで、Kaggle Masterはわずか約2000人*という狭き門となっています。
本コンペでは、アパレル商品の購買履歴からお客さまにより適切な商品をレコメンド(おすすめ)する精度を競う内容で、膨大な商品からどのように購買候補を選択するかが競技のポイントとなりました。この課題に対して、ユーザー間の購入パターンの類似性に着目した協調フィルタリング手法を効果的に組み合わせることで、スコアを向上させました。

 

本コンペへの挑戦は、当社「ミライ ヲ ツクル」プロジェクトの活動の一環で行われたものです。「ミライ ヲ ツクル」プロジェクトは、イノベーションを起こす人財の育成およびチャレンジングな風土の醸成を目的に2015年に発足され、KDDIとKDDI総合研究所の社員や研究員が自ら手を挙げて参加し活動しています。データ分析分野の活動では勉強会を開催するなど技術交流を活発に行っており、今後もKaggleへの挑戦を通じて技術の研さんに努め、AI技術を活用した豊かな社会の実現を目指します。

 

 

*2022年5月16日時点

 

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