株式会社KDDI総合研究所 このページを印刷する

KDDI総合研究所叢書「独占禁止法の研究」(勁草書房)を発刊

2021年7月14日
株式会社KDDI総合研究所

6月20日、KDDI総合研究所叢書のシリーズ第10巻「独占禁止法の研究」が勁草書房から出版されました。
KDDI総合研究所叢書は、ICTの制度・政策、社会市場等に関する研究書です。
詳細は、こちらからご覧ください。

 

 

【タイトル】

「独占禁止法の研究」

 

【著  者】

舟田正之 立教大学 名誉教授

 

【内容紹介】

長年経済法の研究に携わり、独占禁止法を中心に、通信・エネルギー・運輸など多様な公的規制法を扱ってきた著者の既発表論文から、現時点で特に重要と思われる13本をピックアップ。
論文刊行後の判例の追加など、内容面のアップデートを施した上で、独占禁止法の諸規定に関する解釈論を展開する論考を整理して収録する。

 

【目  次】

第1章 独占禁止法上の「事業者」
第2章 「公共の利益」・競争の実質的制限・公正競争阻害性
第3章 事業規制とカルテル ―大阪バス協会事件を素材として
第4章 事業法と独禁法 ―NTT東日本事件と新潟タクシー事件を素材として
第5章 JASRAC事件最高裁判決
第6章 談合入札 ―独禁法上の規制および関連問題をめぐって
第7章 「官製談合」と独禁法
第8章 談合と独占禁止法
第9章 入札談合と刑事罰 ―防衛庁石油製品談合刑事事件東京高裁判決を素材に
第10章 多摩談合(新井組)事件の最高裁判決について
第11章 プラットフォームと競争秩序 ―DeNA事件を素材に
第12章 「取引開始時における優越的地位の濫用」
第13章 協同組合と独占禁止法

 

※ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。 商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。