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調査レポート R&A「フォルクスワーゲングループとLVMHのブランドポートフォリオ」

2020年2月28日
株式会社KDDI総合研究所

 

KDDI総合研究所は、国内外のICT市場動向、情報通信政策などについて多角的な視点から調査したレポートR&Aを発行しました。

 

タイトル:フォルクスワーゲングループとLVMHのブランドポートフォリオ

 

執筆者 :KDDI総合研究所 フューチャーデザイン部門 沖 賢太郎

 

・「モノ」や「サービス」が溢れる現代においても成功している企業はどのような価値を提供しているのか?ケーススタディとしてそれら企業を紐解くことで、今後重要となり得る提供価値を考える。

 

・これまで、多くの国内企業は、機能性や利便性という価値軸で競争。しかし今やモノや サービスが飽和する時代。機能性や利便性での競争の多くはレッドオーシャンの様相。

 

・一方、顧客の感性と強いつながりを持ち、それが顧客にとって特別な意味となるような情緒的価値の高いブランドは好調。情緒的価値の高い商品の提供において大きな示唆を与えてくれるのが、欧州のフォルクス ワーゲン(VW)グループやモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)のブランドポートフォリオ。・アセット活用(技術、人材、ノウハウ)による情緒性ブランドの強化。・情緒性の高い商材の先鋭性が抱えるリスクをポートフォリオでカバー。 同時に複数のブランドを持つことによる事業規模拡大。

 

・ブランド立ち上げが困難な場合は、買収も有効な手段となり得る。・どのようなポートフォリオが企業にマッチするかは、業種・業態・企業カルチャー等 によってケースバイケースで異なると思われる。

 

・現代のようなモノが溢れる時代には、情緒的価値をポートフォリオを組んで提供する、 という視点の重要性が増していくのではないか。

 

地域:世界

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