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調査レポート R&A「拡張する絵本の世界(前編)」

2020年2月28日
株式会社KDDI総合研究所

 

KDDI総合研究所は、国内外のICT市場動向、情報通信政策などについて多角的な視点から調査したレポートR&Aを発行しました。

 

タイトル:拡張する絵本の世界(前編)

 

執筆者 :KDDI総合研究所 フューチャーデザイン部門 畑中梨沙

 

「出版不況」と呼ばれるように、今日の出版業界を取り巻く状況は年々厳しくなっている。1998年には2兆5,415億円あった書籍の販売額が2018年には1兆2,921億円まで落ち込んでいる。このような厳しい状況下でも、児童書は出版市場において唯一売り上げを伸ばしている。少子化により読者である子どもの数は減少しているにもかかわらず、なぜ児童書は堅調なのだろうか。
 

児童書の中でも絵本の動向に着目し、堅調な理由を2回に渡りレポートする。前編は子どもの読書活動を推進する教育政策と、作品の多様化について考察する。後編では作者と読者をつなぐ人達(出版社、編集者、図書館、書店)のインタビューを中心に、新たな作家や作品を育てる出版社や書店の役割、絵本と触れ合う機会の増加に焦点を当てて考察する。

 

地域:日本

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