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調査レポート R&A「アリババのテクノロジー祭典『雲栖大会(ユンチー)The Apsara Computing Conference』報告 前編」

2019年12月18日
株式会社KDDI総合研究所

 

KDDI総合研究所は、国内外のICT市場動向、情報通信政策などについて多角的な視点から調査したレポートR&Aを発行しました。

 

タイトル:アリババのテクノロジー祭典「雲栖大会(ユンチー) The Apsara Computing Conference」報告 前編

 

執筆者 :菊谷信宏 

 

アリババが主催する中では最大規模のテクノロジーカンファレンスとなる雲栖大会(ユンチーダーフイ)が今年もアリババの本拠地である中国浙江省の杭州で9月25日から27日の3日間に渡り開催された。第10回目となる今回の雲栖大会(ユンチーダーフイ)ではスローガンとして「数・智(The Rise of Data Intelligence)」が採用された。中国語で数はデータ、智はスマートなコンピューティングテクノロジーを意味し、ビッグデータとテクノロジーの2つを融合させ「データ・ドリブン(データ駆動型)」のビジネスモデルの推進を加速させ、よりスマートな社会構造を構築しようというのが大会を通じてのメッセージとなった。
 

今年の雲栖大会は、9月10日のジャック・マー退任後、公の場所ではアリババ経営陣が一堂に会する最初の場所とあって、世間からも大きな注目が集まった。本レポートでは、第10回雲栖大会(ユンチーダーフイ)で発表された新製品やコンセプトを中心に雲栖大会の総括を前・後編に分けてお届けしたい。前編として雲栖大会(ユンチーダーフイ)の概要を紹介し、重要セッションで公表された主要項目についてまとめたい。後編では、大会2日目に開催されたニューリテールサミットから小売業デジタライゼーションに関連してニュー・リテール戦略の最新動向をお伝えする予定である。

 

地域:中国

 

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