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東松島市とKDDIグループ、地域活性化を目的とした連携に関する協定を締結

2018年11月30日
宮城県東松島市
KDDI株式会社
株式会社KDDI総合研究所
株式会社KDDIエボルバ

宮城県東松島市(市長:渥美 巖、以下、東松島市)と、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠)、株式会社KDDI総合研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:中島康之)、株式会社KDDIエボルバ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中澤雅己)は、SDGs未来都市(注1)に関する事業の推進による地域活性化を目的とした協定(以下、本協定)を2018年11月30日に締結しました。

 

2018年6月15日にSDGs未来都市として選定を受けている東松島市とKDDIグループは、これまで「東松島市へのKDDIグループ社員出向」「スマート漁業(注2)」「農園事業(注3)」に取り組んできました。
今後は双方の資源を有効に活用することで、相互連携と協働による活動をより一層推進し、SDGs未来都市として東松島市が進める持続可能なまちづくりの推進による地域の活性化を目的とし、以下のとおり取り組んでいきます。

 

(1)スマート漁業に関すること
2015年度から東松島市浜市(はまいち)沖のシロサケ定置網を対象とした漁業の最適化に関する実証を実施してきました。今後、漁業者が活用しやすいスマートブイの開発、漁獲量予測の精度向上、シロサケ以外の魚種へ展開する実証を行うことで漁業の効率化を目指します。

 

(2)スマート農業に関すること
通信技術を活用した農作物の収量および食味の向上に関する実証を行い、持続的な地域の障がい者および高齢者の雇用に今後取り組んでいきます。

※点滴灌漑の技術を活用し、ミニトマトの水分調節をデジタル的に行うほか、甘みを高めていく技術や画像解析による摘果時期の判断を行うことを予定。

 

本協定を通じて、東松島市とKDDIグループは、相互連携と協働による活動を推進し、5Gを見据えたICTをはじめとする4者の資源を有効に活用することにより、東松島市のSDGs未来都市を推進し地域活性化を図っていきます。

 

 

(注1)SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して、持続可能な開発を実現する潜在能力が高いと選定された都市・地域
「SDGs未来都市に選定されました!」

(注2)スマート漁業の実現に向けた新型スマートブイを開発
(注3)「幸 満つる 郷(さち みつる さと) KDDIエボルバ 野蒜」開所式を行いました

 

 

<参考>
KDDIの地域連携の取り組みについて

 

※ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。 商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。