このページを印刷する
第41回「電気通信普及財団賞(テレコムシステム技術賞)」を受賞
2026年3月27日
株式会社KDDI総合研究所
株式会社KDDI総合研究所とLightera Laboratoriesは、2026年3月26日に、共著(筆頭著者:KDDI総合研究所 エルソン ダニエル コアリサーチャー)で執筆した世界初のOバンドでの高速デジタルコヒーレント通信に関する研究論文*1に対し、公益財団法人電気通信普及財団から第41回 「電気通信普及財団賞(テレコムシステム技術賞)」を受賞しました。
電気通信普及財団賞(テレコムシステム技術賞)は、情報通信の進展、発展、標準化に対して技術的、工学的観点から著しく貢献・功績がある情報通信関連の研究論文・著作等に対して授与される賞です。
今回受賞した2者は、光伝送の波長帯の1つであるOバンドにおいて、波長ごとのパワーを最適化する手法を用い、世界で初めて高速デジタルコヒーレント通信を実現しました。さらに、9.6 THz帯域・135 kmという世界最高レベルの伝送実験にも成功し、既存の光ファイバ上で、従来のCバンドおよびLバンドを用いる方式と比べて機器構成を半減しつつ、同等以上の広帯域・大容量伝送が可能であることを初めて示しました。
今回の受賞は、その技術的先進性と大容量光伝送技術に関する研究促進への貢献・功績が認められたものです。
なお、本研究開発の成果の一部は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務、および国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の委託研究により得られたものです。
*1 論文名
" 9.6-THz Single Fibre Amplifier O-Band Coherent DWDM Transmission "
【著者名(受賞者名)】
Daniel J. Elson1), Yuta Wakayama1), Vitaly Mikhailov2), Jiawei Luo2), Noboru Yoshikane1), Daryl Innis2), Takehiro Tsuritani1)
1)株式会社KDDI総合研究所
2)Lightera Laboratories
【掲載誌】
2024年2月15日 IEEE/Optica 『Journal of Lightwave Technology(ジャーナル・オブ・ライトウェーブ・テクノロジー)』Vol. 42、No. 4、1203~1208ページ

※ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。 商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。