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調査レポート R&A「希薄化した親子時間をテクノロジーでより豊かに」

2023年8月2日
株式会社KDDI総合研究所

KDDI総合研究所は、国内外のICT市場動向、情報通信政策などについて多角的な視点から調査したレポートR&Aを発行しました。

 

タイトル:希薄化した親子時間をテクノロジーでより豊かに

執筆者 :畑中梨沙

 

サマリー

共働き世帯の増加を背景に、親子で過ごす時間を増やしたいと考える親がいる一方で、仕事をしながら親子で過ごす時間を増やすことはなかなか難しいのが現状である。親子で過ごす時間は実質的に増やすことは難しいが、より良いものにできないだろうか。
共働き世帯の数は、1992年に専業主婦世帯を上回り、今では1980年の約2倍に増加している。アンケート調査でも、親子の時間や外遊びの時間が足りていないと感じ、また子どもの興味を広げるような体験をもっとさせてあげたいと考えている親が多くいると報告されている。
本稿では、これまで気づかずに過ごしてきた子どもの興味や関心に気づくことで、今以上に子どもと一緒に過ごす時間を充実させられないかを考察する。具体的には、ICTを活用して子どもの興味や関心により気づけるようなサービス事例を紹介し、そうしたサービスが未就学児の子どもを持つ親の期待に応えられそうかをインタビュー調査の結果を踏まえて確認する。最後に、こうしたサービスを利用して子どもの新たな関心事をひとつでも見つけられれば、より充実した親子時間を増やせる可能性を示唆し、まとめとする。

  

 

地域:日本

 

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