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調査レポート R&A「核家族時代における育児の最新事例~産後クライシスをシェアハウス育児で乗り越える~」

2023年3月30日
株式会社KDDI総合研究所

KDDI総合研究所は、国内外のICT市場動向、情報通信政策などについて多角的な視点から調査したレポートR&Aを発行しました。

 

タイトル:核家族時代における育児の最新事例~産後クライシスをシェアハウス育児で乗り越える~

執筆者 :小原朋広 多屋優人 前島 治

 

サマリー

待機児童、ワンオペ育児、産後うつといった出産や育児に関する問題が注目されている中、2023年1月4日の内閣総理大臣年頭記者会見において、岸田総理は「異次元の少子化対策に挑戦する」と表明した。子どもを産み育てるための政府の支援は拡充しつつあるが、まだ解決には程遠い状況と推測される。本レポートではシェアハウスで育児を行う方に着目し、シェアハウスで共に過ごす住人との関係や家族以外の人間を介した育児がどのような効果を生むのかを調査すると共に、産後クライシスを乗り越えるためのヒントとなるのかを考察した。
シェアハウスで育児を始めたきっかけ、シェアハウスでの生活、シェアハウスでの生活を他の人におススメするかという3つの質問を中心にインタビュー調査を行い、良い点として3つの特徴に整理した。それらは「(精神的、肉体的)育児負担の軽減」「孤独感の解消」「感動の実感と共有」である。その内の前2つが、産後クライシスと言われる夫婦の関係性が出産により急速に悪化する問題の軽減につながるのではないかと考えられる。

  

 

地域:日本

 

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