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国土交通省主催「津波防災訓練」に、当社製品の「VistaFinder Mx」で技術支援

2016年11月4日

11月4日、株式会社KDDI総合研究所、KDDI株式会社、KDDIまとめてオフィス西日本株式会社九州支社は、「津波防災訓練」(主催:国土交通省、チリ国際緊急対策室)にネットワークインフラと技術支援で参加しました。
本訓練は、昨年12月、アメリカ・ニューヨークで開催された第70回国連総会本会議で、11月5日を「世界津波の日」として制定されたことから、津波災害への備えと迅速な対応を可能とするため、本年、日本(宮崎県日向市・細島港)とチリ共和国(バルパライソ市)合同で開催されました。

 

参加した3社は、災害訓練場所(宮崎県)と災害対策本部(福岡県)をつなぐため、インフラシステムとKDDI総合研究所が開発した遠隔作業支援システム「VistaFinder Mx」の貸与と技術サポートを行いました。

「VistaFinder Mx」とは、遠隔の災害現場からスマートフォン、タブレット、モバイルパソコンなどで撮影した映像を、あらゆるネットワーク回線を使い、簡単、安全、高品質に生中継するシステムです。

本訓練では、auの携帯電話網などを利用し、宮崎県の災害訓練場所から被災状況となる映像を、福岡県の災害対策本部へリアルタイムで配信を行い、また、災害対策本部から災害訓練場所へ、映像、音声による避難指示や作業指示、地図情報などを配信し、設備、インフラシステムにおいて全面的な協力を行いました。

 

▲災害訓練場所から届いた被災状況の映像と音声を、リアルタイムで「VistaFinder Mx」を利用し、各訓練場所に配信しました。

 

▲ヘリコプターから空撮した映像を地上にて専用受信機で受信し、さらに「VistaFinder Mx」で各訓練場所に配信しました。

 

▲上空から訓練状況を撮影するためヘリコプターが出動

 

 

9月には「平成28年度鹿児島県総合防災訓練」においても、「VistaFinder Mx」システムを利用いただいており、KDDI総合研究所、KDDI、KDDIまとめてオフィスグループは、今後もいざという時の備えのために、防災訓練への参加を行っていきます。

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