株式会社KDDI総合研究所 このページを印刷する

歩行者測位技術(PDR)の世界大会「UbiComp/ISWC 2015 PDR Challenge」で優勝

2015年9月18日

 KDDI研究所は、歩行者測位技術(PDR)の世界大会「UbiComp/ISWC 2015 PDR Challenge」で、優勝しました。

 「UbiComp/ISWC 2015 PDR Challenge」は、2015年9月7日~11日、グランフロント大阪(大阪市北区)で開催されたコンピュータ科学分野で世界最大規模の学会団体ACM(Association of Computing Machinery)が主催する国際会議「UbiComp 2015」で併催された、初めての歩行者測位技術(PDR:Pedestrian Dead Reckoning)の世界大会です。

 今回のChallenge内容は、会場となったグランフロント大阪の2フロアを歩行した約100人の位置の推定精度を競い、出場チームの平均誤差が10m以上のところ、当社は、平均誤差3.49mという結果で優勝しました。

 KDDI研究所は、今後もさらなる測位技術(PDR)精度の向上のため、研究開発を進めていきます。


「UbiComp 2015」サイト:http://ubicomp.org/ubicomp2015/challenge.html

 

関連サイト:地下や屋内でも迷わず目的地へ 渋谷地下で「スマホで道案内」社会実験を実施

表彰式の様子(写真提供:Ubicomp/ISWC 2015組織委員会)

測位結果の例。青線が正解で、赤線がKDDI研究所のアルゴリズムでの測位結果(この時の平均誤差は1.79m)。

※ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。 商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。